こんにちは。静岡市清水区真砂町の
清水駅前銀座で次郎長屋という食料品店を営んでおります
西ヶ谷建志です。
第四回富士山コスプレ世界大会に参加された皆さん、関係者の皆さん
本当にお疲れ様でした。
まずは、参加されたレイヤーさん達に謝意を表したいです。
皆さんなくしてはコスプレ大会はありえません。本当に有難いです。
さて、前回のエントリーは次郎長屋コスプレをした私(若旦那)の大会様子をお伝えしましたが
今回はテキスト中心で、4回目まで続けれらたこの
「清水駅前銀座で開催されるコスプレ大会」
について書いてみたいと思います。以下ご笑覧下さいませ。
まず、第一回から振り返ると最初はコスプレってどんなものか戦々恐々でした。
レイヤーさんたちが我が物顔で闊歩して一つ一つの商店とはうまくいかないのではないか?と。
また、商店主のみんなもどう接していいのか分からないうちに
コスプレイベント自体を嫌いになっちゃうんじゃないか?と、、、。
初回を終えるまでは
「 どうぜイベントやったって混むだけで商店街の利益になんかならない」
という大多数の意見だったと思います。(未だにその意見が無いとは言えませんが、、、)
しかし、言葉では言わないけどちょっと興味があるとそそくさと出かけてしまう静岡市民の特徴が
でますね!(笑。
商店主の皆さんはレイヤーさん達の 姿を興味津々で見ていましたヨ!
私はと言うと、、ご存知の通り
「清水の次郎長」の格好をした訳ですね!
私はコスプレ大会を実施するって聞いてから「絶対に次郎長になろう」と決めていました。
そりゃあ、当然ですよね、屋号と同じ共通点があって、且つ地元が生んだ有名人!
まるで、私のためにあるようなコスプレじゃぁありませんか!!(^^)
私は趣味でコスプレをしている訳ではありませんし、次郎長の格好をするのもこの富士山コスプレ大会のみです。
正直ちゃんとレイヤーさん達に受け入れられるのかとても 心配でした。
でも、レイヤーさんたちは暖かい声援を頂き、商店街のみんなにも喜ばれ何より、次郎長屋のお客さん(おばあちゃん達)から
「あぁ〜んた!今日は何??良い男になってるじゃん!」と喜んでもらえたことが何より嬉しかったです。
そして、回を追うごとにレイヤーさん達が多くなり、来街する観客の方達もどんどん多くなってきました。
これはひとえに参加されたレイヤーさん達の「口コミ」のなせる技だと思います。
※ここで言う口コミとは「SNSなどでの伝播」も含めます。
私が考えるにレイヤーさん達の口コミって とっかかりはSNSかもしれないけれど
最終的には絶対に各イベントで実際に話した「本当に口コミ」だと思うんです。
「清水のアーケードのコスプレってどうよ?」「ちゃんと更衣室とかあるの?」
「商店がでやってるって言うけど 実際はお店の人たちって冷めた目で見てるんじゃないの?」
「駐車場ってあるの?」「ランウェイやってる?」とか
そ・し・て・・第4回目。こんなコメントを頂きました。
【チラ裏とうなまるの本音②】#富士コス の雰囲気は、今の東京や大阪のコスイベじゃ中々出すのが難しい。カメラ撮影の話とかTwitterを見てるとチラホラ出てるけども、同時にそれだけコスプレイヤーと一般の方の距離が近いイベントとも言える。静岡界隈のレイヤーの皆は、それを誇って良いぜ?
— うなまる (@unaunaunasan)
3回目位から私もようやく余裕が出来てたのレイヤーさんと話すことも多々ありました。
がしかし、今年ほどレイヤーさん達と一緒に盛り上がった年は無かったです!!!!
今までは、カメラマンの方や地元の人が「あぁ〜次郎長だぁ〜」と言ってポースを取ることが
ほとんどでしたが、今年はそれを見ていたレイヤーさん達は
「一緒に写真いいでしょうか???」と言われる事が本当に多かったです。
前回のブログにも書きましたが、このご夫婦は何と全国放送を見て大阪からわざわざお見えになりました。
もちろん、とても有名なレイヤーさんですので、来ること自体は前々から決めていたようですが、
全国ニュースで知り合いのレイヤーさん達が出ていていてもたってもいられなかったと・・・。
日テレのニュースの動画
今日、放送した富士コスやつー
part1 pic.twitter.com/lzYB5YHCRp— 月穂@富士コスお疲れ様でした! (@tsukiho0329)
今回なんでレイヤーさんが全国から来て楽しそうにしてくんだろう?とちょっと考えました。
それって、、実は、、、、
なにもしない普通の自然体で迎える。
からじゃないでしょうか?
こう書くと語弊がありますが、もちろんですけど、静岡市、商工会議所、プランナー、代理店の皆さんのお力が
あってこそなのはもちろんです。当日を迎えるにあたって商店街の役員さんなども大変な準備をされています。
でも、レイヤーさんたちから見ると全然重荷じゃないというか、、適度なユルさがあるんじゃないでしょうかね?
これって、静岡の県民性市民性独特のものかもしれません。
嫌じゃないけど好きでもない、でも興味はあるよ。
商店街のアーケードもとても影響していると思います。
レイヤーさん達って、スタジオで撮影したり、クローズドな場所でコスプレしあったりするとお聞きしています。
「いはゆる一つの閉鎖性」が必要なんですが「アーケードの商店街」という場所が「緩い結界」のような働きをして
レイヤーさん、カメラマン、見に来るお客さん、そして商店街の皆さんに提供できているんじゃないでしょうか?
一つの好例として、こんなコメントがありました。
清水駅前商店街満喫して来た♪
この玩具&模型屋さん品揃えヤベぇご近所さんに嫉妬… ご飯屋より吸い込まれる🙄今からまたSAとか色々寄りつつ帰宅します♪ 地元清水の皆さん今年もありがとう御座いました!来年も宜しくお願いします☺️ #富士コス #清水駅前商店街 pic.twitter.com/hvf13Dd7Wf
— KANAME☆ 11/19.20富士コス (@knm0q0)
この二つのおもちゃ屋さん、見る人によってはこんなにレアなんですよね(^^)
また、こんな方もいらっしゃいました。
「今日はね、高校生の娘がコスプレするっていうから、家からここまで送ってきたよ〜、また夕方迎えに来るよ(^^;;;」と言われたお父さん!!
お〜地元の子ども達も参加してるじゃん!しかも親を巻き込んで(笑!!!
商店街の店主としては嬉しい限りです(^^)。
まだまだ4回という歴史の浅いイベントですが、露店が出る訳でもなく、商店街の負担(お金ではなく労力的負担)が大きい訳でもありません。
なのに、こんなに多くの人が全国から来街されるのはちょっと素晴らしい事だと思います。
レイヤーの皆さん、来年もまた御来静をお待ちしております。
何もしない、、、何もないかもしれませんが、雨降っても大丈夫な清水駅前銀座商店街はあります。
また来年!!