超楽しかった(^^)静岡茶市場潜入ツアーPart1

Facebookのタイムラインを読んでいたら・・・

「んっ?茶市場潜入ツアー」????

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何それ?面白いじゃん!茶市場って見学出来るなんて知らなかったヨ!

と思ってすぐにサイトを拝見!

「早朝の茶市場へ潜入」

おおっ!一番茶の時期限定なんですね! 今からでも申し込めば間に合う!!

って事で、ちょうど5/7(土)大石精肉店さんの出張販売の前に茶市場に潜入してきました!

Part2の記事は→→→こちらです←←←

2016-5-7-2

おおっ!屋根が茶畑の畝の形だぁ〜〜〜!

朝6時集合ですが、私を含めて11名の大盛況!まずは、茶市場の相談役の方から概況を説明頂く。

この説明が、いはゆるガイド説明ではなく、専門家(当然だけど)のしっかりとした説明なんで湯水の湧くが如くとめどなく話しが続きます。もうメモをとりまくりました!!

2016-5-7-5

これは、相対取引で使われるそろばんと、手合票と言われるお茶の説明と
希望金額が書かれた札です。これを元に3人で値段を決めるんですね。

2016-5-7-12
青い帽子の方が茶商さん、緑が生産者や農協さん、そして黄色い帽子が間を取り持つ茶市場関係者です。

ちなにみこの帽子50万?!ですって!(笑

これは半分ホントで半分冗談です。要は茶商さんが市場に出入りするダメの供託金のようなものですね(^^)。

静岡茶市場は昭和31年設立です。この頃静岡のお茶はどん底だったようです。昔は手形取引ばかりで生産者さんが随分と苦しんだようです。そこで、仲介役としての市場の売買を安定にするための必要があり設立となったとのことです。

で、市場で扱われるのは「荒茶」と言われる状態のお茶です。

聞いたようで実は正確な事が分からなかった「荒茶」!

蒸して揉んで乾燥させたもの

なんですね。全国8万トンの中で静岡は3万1千トンの生産があり、市場ではその1割が取引されているようです。

1割??!!

ちょっとその少なさに驚きました。

上写真のように、市場では茶商さんが荒茶を買って、再度茶葉を乾燥させたり焙煎したりします。そしていろいろな産地の茶葉をブレンドして小売店やスーパー、デパートに卸して消費者に購入してもらうんですね。

でも、市場で扱うのは1割、、、、。その他9割は農家さんが直販したり、市場を通さずに茶商さんや小売店さんと直接契約して流通しているんですね。

2016-5-7-11

上写真はいはゆる「煎茶」です。

でも、実は静岡で生産される8割が深蒸し茶なんですって。

遥か昔はほとんどが煎茶だったんですけど、水道環境が悪かった昔は
美味しくない水でどうやったら良いお茶が飲めるか?という大きな懸案が
あったそうです。

そんな中、いつもより時間を長く蒸す事によって、香りも色も煎茶よりも
濃く出る状態のお茶が「深蒸し茶」となって主流となったんですね。

全然知らなかった、、、。

お茶と水の関係が重要なのはもちろん想像できますが特に、「カルキ臭」は天敵なんですね。
このカルキ臭を抜くために、水出し煎茶の場合も沸騰した水を使う方が絶対美味しいし
少量のお茶を入れるとカルキ臭と相殺作用があるとのことでした。
(よく喫茶店でレモン水が出ますがあれもカルキ臭を相殺しているんですね、知らなかった)

ただ、現在では水道水事情がとても良くなっている(東京の水なども販売してますもんね!)ので普通に使って良いとの事でした。

こだわる方はペットボトルの水を使うようですが「硬水」はダメですね。
「出汁」と全く同じです。日本の水はある一定の場所に水が留まらず
降った雨は溶岩などの水はけのよい地層を通って 川に流れるので水の中にミネラルが溶け込まないんですね〜。だから硬水ではなく軟水なんです(^^)

2016-5-7-7

さて、6時半から相対売買が始まるのですが、私が入場した6時にはすでに沢山の人達が!!??

話によると「フライングではないけれど、少しでも良いお茶を仕入れるため早くから来て品定めをして
水面下で話し合いをしている」そうですね(^^;;;。

2016-5-7-24

このように手さ触ると素人の私でも、お茶の種類によって重さ(要はずっしりしているかどうか)が茶葉によって違うのが分かります。 味ももちろん大事ですが、荒茶の色、手触りも大事なんですね〜。

さて、取引を見学したあとはお待ちかねのお茶の飲み比べです!!!続く・・・・・

続きはコチラ!

それでは!「お茶を拝見!」(実は業界用語の拝見デス)

 

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