苫小牧から浦河までのバスの中、今まで18年間撮りためた
(正確には一眼レフ購入してからですから10年位)
写真を選んで動画を作成しました(^^)。
今回の北海道ではありませんので悪しからず、、、。
動画を編集していて思ったのですが、一昨年の低気圧による日高本線の
被害は相当なものがあります。今でもJR北海道では、今後存続するかどうかの
路線が多数存在してると聞きます。
もう、動画の中に流れる風景、車窓は撮れないかもしれないのでは?!と何度も
思ってしまいました。動画の冒頭に出てくるのが下写真です。
こちらの写真はどこかと言うと、根室本線の別当賀と落石いう駅の中間近くです。
地図でいうと、下図の星マークの所に陣取る訳ですが、、、、
このポイントまで行くのが大変!笹畑というか草原を30分ほど歩きます。
一人で知らない笹畑を30分歩くというのは結構怖いです、、、、。しかも早朝6時とか、、笑
それにしても、これだけ晴れて良い写真が撮れるのはほとんど奇跡に近いです。
この撮影ポイントには3回行きましtが2回は霧で列車の走る音しか聞こえなかったし、、笑。
特に思い入れがあるのは、日高本線の終着駅「様似」と浦河近辺での車窓や
各、寝台列車です。寝台列車はもう臨時便での運行もないでしょうね、、、。
ローカル線の旅は本当に楽しいものです(私にとっては)。流れゆく車窓に目を向ける・・
ゆっくり読書する・・・酒を呑む・・至福の時間です。
でも、乗車率を考えるととても運営してゆくには厳しいと思います。
だって、鉄ちゃんと思しき人や旅行者はほぼ「数人」という乗降客です。
朝と夕方は学生さんも多く乗りますがあ、どこの学校でもスクールバスが主流となってきた今、
通勤通学でJR線を使う事自体少ないでしょう。じゃあ今まで乗ってたおばあちゃん達は??って
なると、これ実はバスなんですね。長距離バスに乗っているとよくわかります。遠く離れた町からバスに乗って
おばあちゃん、おじいちゃん達がどこに行くかと言うと、、、、。
「総合病院」なんですね。となると、JRで駅まで行ってまたバスに乗り換えるよりも、最初からバスに乗って
病院の玄関の前で降ろしてもらう方がよっぽど楽なんですね。一緒に乗ってるとよくわかります。
みんな、各停留所で乗車してくるおばあちゃんおじいちゃん達はみんな顔見知りで、それこそスクールバスなみに
”指定席”があったりして、、、笑。
北海道に限らずローカル線が無くなるのは本当さみしいです。
先日も出張販売の折に「思い出は決して金では買えないし、今しか作れないよ!と亡くなったお父さんが
北海道の寝台列車や九州へのブルートレインに小学校の時に沢山連れてってもらった」
「先日は娘と一緒にサンライズで四国に行ってきたヨ」とおっしゃった奥さんがいました。
この方はお父様が無くなる前に家族でカシオペアに乗車したそうです。最高の親孝行が出来て良かった。と
仰っていました。とてもこだわりをお持ちのお父様で長寿昆布を長くご愛用頂いておりました。
一つ一つの思い出作りを担ってきたローカル線・・・・。応援してます。