石孫さんの作る醤油のこのふくよかな高い香りは
百六十年受け継がれている蔵付き酵母によるものなんです。
また、この円熟のあじわいは
四季移ろう栗駒山を流れる伏流水の井戸水を使って
全ての製品が作られているからなんですね。
敷地内には小川も流れているから驚きですよ!!
そして、味噌、醤油が醸造されている蔵は国の重要有形文化財。
とにかく歴史があるので、客間の欄間にもこんな面白いマークが!!??
昭和初期にこの欄間を作った棟梁が「オリンピックが日本であるんだから
こんなの付けよう!」と作ったそうです。
※そうです!第二次大戦で幻となったあの日本開催予定だったオリンピックの事です。
そして、あの日本で一番有名な?!サッカー選手だった中田さんも訪ねられていました(^^)。
全てのお忍びで、事前の店側による訪問の告知はNGだったそうです(^^;;;
石孫さんで製造している全ての商品を次郎長屋ではとても扱えませんが、、、
こんなミニボトルだったり、
お味噌なども多品種製造しています。
錦絵みたいなのも沢山ありました。こういうのはいいですねぇ〜。今となっては作るに作れませんから、、、。
前掛けは頂いちゃいました。一番スタンダードなタイプで
分銅仁(ぶんどうじん)がトレードマークです。
滞在時間わずか2時間弱の弾丸訪問でしたが、とても勉強になりました。
歴史の重みは凄いです。決して機械ですぐにつくられるものではなく、
沸々と醸し出されて出来上がったものばかりでした。
お世話になりありがとうごさいました。