2017年8月9日。静岡市清水区の北部交流センター
にて開催された
小学生向けの出汁取り教室はおかげさまで大盛況でした(^^)。
定員15名の所をすごい申し込みの数だったそうで急遽20名に増員!
私と家内とでやらせて頂きました。
子ども向けの出汁取り教室は家内(幼稚園の先生してます)がいないと出来ません。
前にも書きましたが、私だけでは子どもに対する声の掛け方、間の取り方などは
やっぱ出来ないのです。
今回も、2時間という時間配分を当初充分な時間だろうと私は思っていましたが
家内は前半の様子で”ちょっと足りないかも?!” と言っていたので後半の
出汁の取り方の説明はバトンタッチして家内にやってもらい、早々に子ども達に実際に
出汁を取ってもらう実習に入りました。
そ〜したら!!!!????
みんな生き生きしだして俄然ペースも上がるし、高学年の女の子達の
ちょっと拗ねたような感じ (私は息子二人なので特に女の子達はわからんのです(^^;;;)
も無くなり、和気藹々と「出汁を作り、、、、
味噌を溶き、、、、
しっかりととっても美味しい味噌汁が出来上がりました(^^)。
その後は、宮城の新米をゲットしたので、炊いたご飯に土佐天日塩と服部の極上海苔で
おにぎりを作りました!
そりゃぁ、美味いよね!多分世界で10本の指に入るくらい
美味しい味噌汁とおむすびだと思います。
お陰様で味噌汁は完食!!嬉しいですよね〜。ってかみんな自分で作ったんだから
感動もひとしおです。
私は必ず言います。
「みんな凄いよね!?この味噌汁って
水、昆布、鰹節、味噌、わかめ」しか入ってないんだよ!」
「ソースも、醤油も、本だしも入ってない。もちろん化学調味料もないんだよ!」
みんな味わった後なので納得して深く頷いてくれます。
子ども向けの出汁取り教室は次郎長屋のライフワークとして取り組ませて頂いています。
今回も交流館の担当の方からご指名を頂き、開催後も
「来年も是非!」とのお言葉を頂きました。有難いです。
日本中に出汁取り教室は沢山あると思います。
しかし、昆布や鰹節を直接触ってもらい、子ども用にレジュメを用意し、実習では
若女将が各テーブルでの子ども達の様子をつぶさに見ながら手を差し伸べるという
次郎長屋独自のスタイルはなかなか無いのではと思います。
時流に流れ、色々なアレンジをしながら手を変え品を変えというスタイルは苦手です。
毎年訪ねる北海道の漁師さんに話をしたり、 愚直に一番美味しいと思う出汁の取り方
を教える事しか出来ないのです。
定休日の水曜日開催ということで、とても楽しい出汁取り教室を開催出来ました!