2019年3月6日(水)
静岡市清水駒越生涯学習交流館にて
離乳食の為の出汁取り教室を開催させて頂きました(^^)
いつもは、若いお母さんの為に限定している教室ではないですが、
以前に一度離乳食の出汁取り講座を開催した事があり、駒越交流館から
ご依頼を頂きました(^^)。
本当にありがとうございます。
さて、この講座、離乳食=若いお母さん=出汁取りもしかして初めて?
という事で、もちろん若女将と一緒に講座をします。赤ちゃんが泣いたり
あやしたりと私ではなかなか出来ませんからね(^^;;;;
また、先輩ママとしてどんな感じで離乳食を作って息子たちが
大きくなったかなどをできるだけ「出汁についての敷居を低くしたかった狙いもあります。
色々私も勉強し直しました。私は基本的に「粉末の出し」とか「だしパック」とか
全く否定していません。添加物も否定していません。
だって、否定したら今の世の中行きていけません。
食品添加物も本当に体に悪いものもありますが、
「味の素=グルタミン酸」が出来たおかげで確かに、美味しく感じることは否定出来ません。
当然、その「旨味」が痺れる旨味だったり、後味がくどかったりそりゃぁ、しっかりと取った出汁とは
違いますが、その「違い」をちゃんと感じられるか?!がとても大事だと思っています。
だしパックについても、食塩の添加、酵母エキスの添加など、色々ありますよね。
そのあたりもお話させて頂き、またよくまとめられたサイトもご紹介したりしました(^^)。
さて、当時は赤ちゃんだっこされたママたち4名と何と??!!おばあちゃんが2名の参加となりました!!
そうです!今お母さんたちは忙しいのです!!だ・か・ら!おばあちゃんの登場!
講座中の写真は一切ありませんが、みなさん勉強熱心でとても盛り上がりました。
だって、離乳食だってレトルトがこれだけ溢れている今、
「わざわざ出汁を取ってみたい!!!」と参加されて来る訳ですからね!
今回は特別に「水出しの出汁」を用意して味比べしました。
「水出しの出汁」はその名のごとく、「水の中に羅臼昆布と鰹節を入れてそのまま寝かす」訳です。
火は一切入れません。
よく、麦茶のボトルに「昆布と鰹節を入れてそれを出汁として使いましょう!!とても簡単で美味しいですよ!」
と推奨している番組、料理の方がいらっしゃいます。
で、比べた結果・・・・・
受講者はみんな・・・・・
「美味しくない」
「ちゃんと昆布を水に浸してから火を入れてそれから鰹節を入れたほうが美味しい」
という感想でした。
これには僕も驚きました。マジで!!だって比較しちゃうと美味しくない、、、。
お母さん達はそれを感じ取ったんでしょうね、、。
みなさんの感想を聞く前に「まぁこの水出しも美味しいって言えば美味しいんですけど・・」とちょっと
謙遜して言ったら全員が
「美味しくない!!」ですから(笑。
講座の内容は全て書けません。当然講座内での貴重なお話ですから、、(笑。
私と家内のライフワークである出しとり教室が今回の離乳食の講座でまた一歩違った角度からの
光が見えてきたように思います。
ではでは。