こんにちは!
次郎長屋の若旦那です。
県主催の
キャッシュレッスセミナーの講師をさせて頂き
自分自身色々と勉強になりました。
まず、次郎長屋は主にクレジット決済はスクエアSQUAREを使用しています。
こちらは、平たく言うと「決済代行会社」ですね。色々なクレジットカードと
次郎長屋の取引を間に入って与信、入金してくれるサービスです。
皆さんの前でお話させて頂いているとまず、この「スクエア」から
もうチンプンカンプンなんですよね。(話していてわかりました)
VISA、Master、AMEX、JCBなど色々なクレジットカードがありますが
お店としてクレジットカード決済を導入しようとするとそれぞれの
クレジットカードと契約してなくてはいけない!!とか、、
各クレジットカード会社から入金されたりしたら何がなんだか分からない、、。
という認識になってしまうんですよね。
そうではなく、そんな面倒な事だとお店も困るのでスクエアさんという
要は「決済代行会社」と契約すれば、色々なクレジットカードがお店も
お客さんも使えるようになるという説明が必要なんです。
もちろん手数料がかかる訳です。次郎長屋の場合は3.25%です。
10000円売ると、325円手数料が引かれて入金される訳ですね。
これを高いか低いかと言いますと、ネットで調べると、全国平均3.0%と出ています。
う〜ん、低いなぁ、、、。でも、個人商店では5%という数字もあります。
おそらく、大型店やスーパーなどの小売大手などは契約が違うのでもっと
低い手数料だと推測されます。じゃあやっぱ止めようかと、、、。
私はウェブショップを開設してかれこれ20年以上経ってますが、20年前に
こんな事を言われていました。
「やってみなくちゃ分からないじゃん」
「実店舗だって、万引があったり釣り銭勘定が合わなかったり様々なトラブルが
あるのに、後払いで送るのが怖いとか、、、とにかくやってみよう」と、、。
私はそれと同じだと思います。現在色々な決済サービスはよほど大きなシステムでない限り
ランニングコストはかからないはずです。ですから決済が発生しない限り経費は発生しません。
だったら申込みだけでもしてみようと、、、。
台風が来てしまい、来店客ゼロ、コロナ禍で出張販売にも行けない、。
そんな時、新規のお客さんが来店され高額商品をキャッシュレスでご希望されたらどうしますか?
手数料を払ってても買っていただきたいと私は思います。
私もキャッシュレスを初めて4年ほどになりますが、
結局、キャッシュレスのサービスというのは、お客様が選択するものです。
お店に来られて、そのお店の「商品」「信用」を買って頂く時
最後のレジで現金なのか、キャッシュレスなのか、、、
すでに、その時、お客様にとっては、決済の手段に「信用度」を置いてあるんではなくて
「お店」に対しての信用なんですね。
だ・か・ら・「キャッシュレスありき」ではないのです。
お客様にとっての決済する手段のあれこれです。
キャッシュレス導入はお店にとっての販売促進の一つとして考えたらどうでしょうか?
例えば、ペイペイで決済した人は次回は必ずペイペイです。
それは、「あ、次郎長屋はペイペイ使えるじゃん」という一つの安心がお客様に生まれる訳です。
サービスの一つを提供している訳ですよね。だから色々な決済方法を準備することは
お店にとっての販売促進活動なんです。
決済手数料=販促費の経費では考えられないでしょうか??
もちろん、売上によって変動する固定費ですので
ちゃんと考えで導入しないと、高額商品に対する決済手数料がものすごい金額になってしまいます。
粗利は会社、商品によって違いますので導入は慎重にしていただきたいのですが
現在このコロナ禍の中で実店舗と出張販売両者でキャッシュレスを運用していて
その利用率は間違いなく上がっています。
※先日の常磐朝市は25%でした。まぁ分母は低かったですけど💦。
混雑した時のお客様のスムーズな導線を作ったり、感染防止だったり
有益な事は沢山あると思います。
もしかしたら、、、数年後には
「えっ?!このお店現金で決済?」ってお客様に言われちゃうかもしれません。
まぁ、次郎長屋は当然現金決済もしますけどね。だって手書きのかわら版を書くくらい
アナログを大事にしてますからね。