突然の電話でした、、
「ブログを見てるんですけど、、鳥羽式の鰹節の調整をしている所を探していて・・・」
何と?!富士宮の蕎麦の名店「一閑人」さんからでした。
詳細はバックヤードの話になりますので書けませんが、
削り機(本物の蕎麦屋さんは削りたてで出汁を作っています)の
刃の調整を含め、削り機のメンテの話を聞きたいとのことでした。
もちろん、このブログをご覧頂いたわけですね。
実は6年前に一度お邪魔しております(^^)
まずは、腹ごしらえ(^^)
トロトロの蕎麦がき!!
醤油や、ネギは要らないっ!!
若女将はスダチ蕎麦!
私はあれ?なんだっけ?
具は後乗せの蕎麦です。冷たいつゆに薄めのあっさりとしためんつゆに麺がそっと入って
提供されます。
すごくあっさりとした麺つゆなのですが、とても美味しくて何だか具に一緒にあるくるみ味噌を
入れるのがもったいないと感じてしまいます💦。
デザートも頂きましてご馳走様でした!
さて現在私は次郎長屋で2台の削り機の刃の調整は自分でやっています。
研ぎは蒲原の研ぎ専門のお店に出しています。6枚刃の大きな機械が3回ほど調整の為
蒲原のお店の方に来てもらいましたが、6年前に購入した小さな削り機がメンテも含め
全部自分でやってます。
さてさて、今回の一閑人さんのご主人はといいますと、、。
私の持っている小さいタイプの削り機がカウンターから見える所に鎮座しておりました(^^)
お客様に削りたてをご提供しようという試みの為の鰹節の削り方、刃の調整等々
私の知りうる限りの鰹削りについてお話しさせて頂きました。
詳細は省きますが、私もすごい勉強になりました。100%小売の次郎長屋にとって
(おそらく、お客様の中には料理人の方も沢山いらっしゃるんだろうけど、、)
こんなこだわってる料理人の話を聞く機会なんてめったにありません。
お客として行ってないのでもう本音の材料や、作り方などの話が出来てとても面白かったです。
とにかく、ちゃんと鰹節を自分のお店で削って出汁を取ってるお店がまだあることに
とても嬉しく感じました。
これからも色々なお付き合いが出来れば嬉しい限りです!