先日、静岡市立美術館で開催されている
「ショパン200年の肖像」に行ってきました。
コレ!素晴らしかった。
何かこう、「若くして亡くなってしまった病弱な悲劇の・・・」
という印象が強く、その印象のもとピアノ曲を聞くと
全てが悲壮感漂う感じに聞こえてきた52年間だったのですが、、、、
展示を見ていると、まずショパンがなくなるまで暮らした地図がありました。
祖国ポーランドを20歳前後で離れて、ヨーロッパの色々な所を拠点としながら
作曲、演奏していた事がわかります。
また、1830年に起こった革命を思い、祖国ポーランドの為に壮大なまた、朗々とダイナミックな
曲を作り上げた。
と書かれていました。未熟な私はそんな事ちゃんと理解せず聞いていいたんですね💦。
また、24の組曲にそれぞれ挿絵を描いた画家がいて
(当時はサロンが隆盛で色々な芸術家が一同に介して交流してたんですね)
それを見てビックリ!!!
まるで、手塚治虫の火の鳥を彷彿とさせるタッチの絵でした。
もしかして、手塚治虫さんかコレを見てたのか?って思うくらいでした。
とても印象に残る展覧会でした。
通販のお客様に書いている一筆箋もゲット(^^)。
後ろ姿が超可愛いw
さて、翌日からお店ではショパンがヘビーローテーションで流れています。
全く違う曲のように感じる自分がいます。
帰れなかった祖国ポーランドへの想いを込めた数々の曲が、ショパンの体からあふれる魂の
体現として見えてくるような気がしました。