添加物は「良い悪い」という比較ではないのでは??!!

こんにちは。

次郎長屋の西ヶ谷です。

先日、毎月開催のペガサートでの出張販売で思うことがありましたので

ブログに書かせて頂きます。

ペガサートの出張販売ではいつも若女将が握ってくれるおにぎりを持参します。

忙しい事もありその場で手軽に食べられるおにぎりが最高のご馳走です!

(ちなみに、片山米店さんの精米したての米と服部の海苔、具は寺岡さんの鮪の角煮ですから

最強です!w)

おにぎりだけではちょっと足りないので、いつも近くのスーパーなどで小ぶりなお惣菜などを

買い足しているのですが、いつもお手伝いしてくれる椎名さんが急遽お休みしたので

目の前にあるセブンイレブンでお惣菜を購入しました。

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「良い食品づくりの会」の協力店として安心安全の無添加商品を数多く

販売していますし、「出汁」についてはライフワークと思って取り組んでいます。

次郎長屋店内でも、出来る限り添加物を少なくした商材を取り揃えています。

し・か・し・・・・

上記の写真の「おから」を食べて驚きました。

まず、「超薄味」です。たべてみてすぐに私は裏ラベルを見ました。

「薄味ならば保存のため添加物沢山だろうな・・・・」

「酸味料」と「水酸化CA」しかありません。

(※ここでは、アミノ酸等、や醸造調味料ってなんなのよ?」って議論はすみませんが省きます)

これだけの多くの食材を使ってのおからです。私としては「驚き」しかありませんでした。

確かに、ひとつひとつの食材を見れば「枝豆の味ちゃんとする?」とか「こんにゃくってさぁ、もっと・・」

と私も思います。自分で作ればもっと味のあるものでしょう。

し・か・し・・・

くしくも当日の出張販売で昔からのお客様が

「私、もう一人になっちゃって、お豆もひじきも煮ないのよねぇ、、」

「だって、沢山作らないと美味しくないし」

「それだったらスーパーのお惣菜で充分」

というお話をされました。

さて、翌日今度はコレを買いました。

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味は、「普通に美味しい」のです。サンドイッチに比べれば遥かに少ない添加物です。

「食品添加物」というものは「悪」だという思いのほうが私は未だに強いです。

し・か・し・・・

食べてみて(あくまで私の舌での感想です)私は美味しい。と思いました。

もう一度買いたいとも思いました。

よく「リピはないですね・・」って言いますが、「余裕でリピあり」ですw。

おそらく、次郎長屋のお客様の中にも「コンビニのお惣菜なんて・・・」と毛嫌いされて

買うことすらしないと思いますが、こうして食べると一人の方にとってみれば

美味しくて、無駄がなくて、光熱費もかからないのなら

「添加物の果たす力」は相当なものだと思います。私は添加物の全否定は止めました。

じゃあ、次郎長屋は、私は、若女将は、、食材を売ってるのにどうすればいいんだ?

このままでは、コンビニで買えばいいじゃないか!!??

違うんです!!!!!

うちで売ってるひじきは「伊勢志摩で採れる国産です」「香りがします」

「ひじきの煮物をする時には枝豆も入れると美味しいですよ」とか

食材を買ってもらう プラスアルファ が必要なんです。

時には「食材物語」も必要でしょう。

時には「試食・試飲」も必要でしょう。

時には「子どもたへの出汁取り教室」も必要でしょう。

「差別化」というよりも「ワクワク感」や「その後の満足感」だと思います。

「付加価値」は何だか押し付けがましくて嫌なのです。

今読んでいる本に

「吸うと吐くが一つになって呼吸になるように言葉において読むと書くとは対である」

と書いてありました。

もしかしたら、

「料理において作ると食べる」は対の作業で初めて完結するのかもしれないし

そこに喜びやワクワク感があるのかもしれませんね。

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