髙田郁著:「銀二貫」読了です。
今更ですが、、💦
お客さんに頂いた本です。
昔読んだものと思っていましたが、、、
(澪つくし料理帖の第一巻とほぼ同時期なんですね。)
「若旦那はコレ知ってるよね?」と言われてしどろもどろに
なってしまい、チラッと見ると「えっ?寒天問屋の話?知らないなぁ、、」
と読み始めて・・・・・・・
何度「ホロリ」としたことか、、、。
次郎長屋の若旦那の私にお客さんが薦めたのも納得です(^^)
「優しい山本一力さん」が書いたような感じといえば良いのかな、、。
この本を読んで自分の嗜好を再認識した事があります。
それは「主人公は男性」の方が私にとっては読みやすいって事、、、。
ジェンダーの時代に失礼かもしれませんが、、商店主ということもあり
スーーっと入りやすいんでしょうね。
大河ドラマも
好きで小6で宮本武蔵を読み始めた事もあり
「男らしさ」を求める事もあるかもです。
さて、銀二貫のあらすじですが、
「恋愛」「主従関係」「復興」「幸福の循環」が一冊の本にサラサラと流れていくようで
とても読みやすいです(^^)。
ちょっと横道それますが、、、一ヶ月ほど前長い付き合いのネットショップのウェブマスターと
AI(細かく言うとChatGPTやGoogle Bardについて)を文章生成に使用することを話し合いました。
私はブログを書き始めて20年になります、読書も好きなので40年以上ボチボチ読んでいる事になります。
結論から言うと私のこの2つのキャリアとChatGPTやGoogle Bardと比較してどうよ?
って事です。AIを使い始めて確かに「自分の知識の無い項目を拾ってくるのはとても有効」です。
でも、「言い回し」とか「自分の癖のような視点」とかはやはり自分で推敲しなければなりませんし
一言ずつ言葉を紡ぐしかありません。ネットショプの文言などもしかりです。
私の商品ページは正直クセがあって万人向けではありませんし、私も万人向けに書いてるわけでもありません。
SEO的な文章を書けばいいんでしょうけど、自分らしさを出せば出すほどSEOから遠ざかります(大笑。
よく考えれば、リアルな世の中の「中庸的」なものから次郎長屋や若旦那はかぎりなく離れていると思うし、、、
そういう人が書いたり作ったり売ったりするんだから、無理もない話ですよね(爆。
次郎長屋って変わってると思います、、(笑
横道にそれましたが、銀二貫!とても感動しました。