あさのあつこ著:燦4〜8巻読了です。
いやぁ〜久しぶりに一気読みというか、ワクワクして次巻を読むという感じでした。
よく書きますが「本」はその時の自分の精神的状態にフィットする時としない時が
あるって今回も思いました。
10代の3人が成長してゆく(というよりも3人の奇譚青春時代小説)ものです。
燦、伊月、(これは双子)そして君主となる圭寿の物語です。
歴史小説というよりもノベライズされたものと見紛う位ですが💦💦
梟の城とかって忍者小説も大好きなので結構ボク好みでした。
あさのあつこさんの歴史小説を読んでいるといつも思うのですが
ランニングで言うと、42.195キロのうち
42キロまではペース良く途中のアップダウンもとっても楽しめるのですが
いきなりゴールが目の前に見えてくると、とたんの失速感というか
端折り方がハンパないんですよ。
「もうちょっと膨らませて終わって頂けませんか?」と何度思った本があったことか・・(大笑。
まぁ、それを差し引いても
「自分には二度と戻れない3人の青春の物語」は
同じ男としてとても楽しめました。ひとときでも青春に戻ることが出来て良かったなぁ〜(^^)