「備えあれば憂いなし」は、
万が一に備えてあらかじめ準備をしておけば、事が起こっても心配はないという意味のことわざです。
中国の『書経』と『春秋左氏伝』が由来だとされています。
と、AIさんは答えてくれました。
台風10号が日本を席巻しております。
各所で被害が出ております。
被害に合われた方に対し心よりお見舞い申し上げます。
人的被害もさるものながら、交通が制限され、人流も遮断される事により
経済的被害もすさまじいのではないでしょうか?
予期できなかった長期間の台風の滞留、8月の月末というタイミング、、、。
うーん、厳しいですね。
さて、次郎長屋のある静岡市清水区では2年前の9月23日台風15号による浸水被害と
その後の断水という災害がありました。
それ以降、みなさん備えている最中、、、、
実は1週間前のちょっとした豪雨で次郎長屋のある商店街の側溝から
雨水(汚水や泥水ではありません)があふれて、数センチの深さで路面に流れ出しました。
清水駅前銀座商店街の中でも次郎長屋付近は一番低い箇所になります。
自宅で寝ていた午前一時過ぎ、ちょっとしたざわつきを感じて車でお店に行くと
案の定シャッターの下から店内に水が入っていました。
全く予期しなかった「たった数時間の豪雨」でした。しかも満潮とも重なっていなかったのです。
数十分ですぐに水は引いたのでモップで拭き流すくらいで済みましたが、この体験があったので
今回の台風10号では表題通り「備えあれば憂いなし」をやってみようと思った次第です。
まず、次郎長屋の両隣にある側溝の蓋を外しました。(外す事が出来たのはラッキー)
そして、透明のビニールシートを先に敷きます。
そうです!コロナ禍でレジ前に貼った「アレ」ですw
そして、蓋をして木の板を置きました。
この側溝はもう物理的に閉めたりすることが出来ませんし、閉めたら
水が行き場を失って大変なことになります💦💦
ひとまず、「おおもと」での対処はこれが精一杯かなと。
そして、次には養生テープでビニールシートを店全面に貼りました。
防水、強力ではない普通のテープですので難はありますが、
強力過ぎるとシャッターに貼り付けると塗装が落ちてしまいます。
(このテープに関しては色んな種類のテープを
アドバイス頂きましたので再考して今後に活かしますね)
そして、シャッターを閉めたら、店内に残ってるビニールシートをシャッター内側に巻き付けます。
巻き付け高さ約30センチ。
この30センチは2年前の浸水高さを基準に考えました。
そして、シャッター外側にはブルーシートで覆って「水のう」とブロックを置きました。
味噌の段ボールが水のうです。中身はゴミ袋に水を入れたものです。
これで、私の「備え」は終了です。もしかしたら気休め程度かもしれませんが
当日、満潮前後一時間はお店に待機して様子を見ましたがお陰様で雨脚も弱まり
事なきを得ました。
一週間前のちょっとした浸水を生で体験しましたが、たった数センチの水でも
人間って何も出来ません。絶え間なくあふれてくる訳ですから、、、、。
なので、事前にやるべきことはやる。それでもダメなら仕方ないと思いました。
「備えあれば憂いなし」の説明には
「事が起こっても心配はない」と書いてありますが
実は、
「事が起こるまでの憂いを軽減させる」事もとても大切なんだなと思いました。
「また次郎長屋さん、張り切っちゃって〜、何にも無かったじゃん」
と冷たい目で見る方もいらっしゃるかもしれません・・・
でも今回の設置で必ずやこれから頻繁に起こるであろう集中豪雨に対する備えの
良い予行練習にもなりました。
このビニールシート、、、実は2年前に実際に使用していた
清水駅前の大和屋の社長さんのアイディアなんです。
災害時に必要なお買い物が出来てとても助かりました!
この厚手のビニール、閉店時に内側に巻き込む形で防水対策! https://t.co/tD01Oi2Cuv pic.twitter.com/Kt1HKRKGd8— 若旦那 西ヶ谷建志 (@kenjinishigaya)
使用する場所に調整して切ることが出来て、丸めておけば何回でも使用可能!
(ビニールシートって折りたたむことで劣化するんですって)
内側に巻き込むという至極当然のテクニックも教えてもらいとても助かりました。
糠谷先輩!どうもありがとうございました。
うるうる・・・・持つべきは偉大な先輩!
(僕も先輩も髪の毛が薄いのは内緒ですっ) https://t.co/Kqd1IMrELs— 若旦那 西ヶ谷建志 (@kenjinishigaya)
こんなポストをしてくれるセンスある素敵な中高の先輩なんです。
な・の・で・僕はこんなポストで切り返しw
コスプレのレイヤーさんに絶大な人気のある布屋の老舗大和屋さん!
ほんとうにありがとうございました。