さて、part2です。
次の講座は香川県の久保さんです。ご存知お豆腐屋さんですね。
こちらのお豆腐は次郎長屋でも何回も販売の実績があります。
消泡剤を使わないとてもこだわったお豆腐を作っています。
その旨さと言ったらもう凄いですヨ!
今回も消泡剤がどんなにすごいものなのか目の前で見せてくれました。
ボールに洗剤を入れて泡立てたものに消泡剤を入れると一気に泡が無くなるのです。
これには一同ビックリ!私も何度見てもビックリします。豆腐を作る工程で
この消泡剤を使わない所はほぼないとのこと、、、、。
そして、官能検査は、豆乳と、汲み上げ湯葉だったかな?おぼろどうふだったかな?
すみません失念しました。。。
ちなみに、良い食品づくりの会の官能検査でよくある事なのですが、
あまりにもこだわりすぎて類似対象の商品が他社さんで何にも無い!!
という事がよくあります(笑。
今回も灰干しサンマもそうですが、この汲み上げ湯葉とかおぼろ豆腐なんかも
そうですね。
今は無き、小豆島の生そうめんもそうですね、、、。
さてさて、次の講座は私もお待ちかねの「たいこう」稲葉さんの鰹節の話です。
出しとり講座も受けましたし、私自身鰹節に関してはこのたいこうさんの
お話にすごく影響を受けています。
まずは、官能検査!さすがの私も間違えようがありませんね!(^^;;;
比較品の中で「市場で最良とされるもの」ってのが入るのですが、これを検査するのが
なかなか難しい・・・。参加者の中でもちゃんと当てられる人は少ないです。
でも、官能検査って勘違いされますが、「当てる」事が良いわけではなくて
違いを分かってその違いをあとでちゃんと説明されて理解する!って事が重要なんですね。
江戸っ子のべらんめぇ調での稲葉さんの講座は本当に面白い!
一度次郎長屋にも来てもらおうかな、、、、(笑。
今回とっても勉強になったのは、まき網漁の様子と、一本釣り漁の
様子を動画で見せてもらった事!
とても参考になりましたし、巻き網漁にも良い漁と悪い漁があって
一本釣りに比べ巻き網漁が劣っている訳ではなくて、近海で素早く
漁をする巻き網漁法の原料だったら鰹節は十分良い節が出来るとのこと!!
稲葉さんは生産者をとても大事にします。
それは、自分が鰹節を作れないから!と平然と言います。
「だから、生産者が作ってくれた最高の鰹節を私は売るだけ!」と・・・。
鰹節の目利きというか選別方法も独特です。
正直私もそこまで目利きや選別は出来ません。
いや、出来るはずもありません。稲葉さん本人が言ってました。
私でさえ、一年に何本も「今まで見たこともない節が出てくる」と、、、。
これからのチャレンジとして、一本釣りのカツオを原料として新たに
節を作る生産者が現れたとのこと。
「その生産者を育てる事が出来るかなぁ、、?」と言ってました。
いつかは、、次郎長屋も一本釣りの鰹節を販売!!という夢がまた出来ました(^^)。
続く、、、、