ここ最近、コンビニの営業時間や、コンビニでの食品ロスにかかる経費などが
よくテレビでも取り上げられますね。
さて、次郎長屋でも当然ですが、食品を扱っている以上は
食品ロスが発生します。経費のロスも当然ですが発生します。
ただ、乾物を扱ってる特質上賞味期限が長いものが沢山あります。
また、50歳を過ぎて私も次郎長屋で仕事をして30年ほどになりますから
ロスを無くす仕入れ方法も上手になっているのでは?!とも思います。
でもでも、もし賞味期限が過ぎたものが出た時は当然ですが、
販売しておりません。
「販売出来ません」ではなくて「販売していません」なのです。
そうです。自主規制なのです。
ちょっと調べてみました。賞味期限のものを販売しても違法ではありません。
がしかし、販売後購入者に健康的な被害が出た場合は回収命令が出ます。
もちろん、健康を害している訳ですから補償も必要になってくるものと思われます。
それと、これは問題外の話ですが、賞味期限の表示を偽装したりその表示に対して
何らかの意図的な操作をした場合は刑罰が処せられます。当然ですね。
※消費期限は全く違いますので、今回の記事では割愛します。
私個人的な気持ちなのですが、
「食べ物を廃棄する」事にはとても違和感を感じます。
ゴミ箱に自分の仕入れたものを投げ込むのは悲しい事です。
お店独自の考えですが、
「捨てるなら欠品にした方が良い」と思っています。
しかし、昨日ラジオを聞いていて愕然としました。
「コンビニでは毎日食品ロスの経費が平均2万かかる」
「コンビニ内でもし、欠品していれば「商品が無いお店!」としてダメなコンビニの
レッテルを貼られる」「本部からも1〜2万の食品ロスは普通です。と指導される」
「供給側の弁当屋、おにぎり屋もコンビニからの受注時に「欠品」してたら取引停止」
など、家族でやっている次郎長屋からすれば全く考えられない内容でした。
(コンビニも家族でやっている所も沢山あるんだと思うけど、、、)
今の所、次郎長屋で賞味期限が過ぎてしまった商品は・・・
ほとんどが自分で消費しています。
でも、乾麺だったり、乾物(水分量がほとんど無く、色の変化も見られないもの)は
お客様に差し上げたりしています。
当然、これからの仕入れにも最新の注意を払い賞味期限切れのロスをゼロにする努力は当然
必要ですし、やっていきます。
自分でもアンテナを高くしてこの「賞味期限切れ商品」と「食品ロス」の扱いについては
考えてゆこうと思います。