近頃じわじわと
「自宅で削りたての鰹節を食べたい」
という方が増えております。
多い時では1週間に数名程お古の鰹節削り機を持ってきて
「これ使えるでしょうか?」「調整して下さい」とご来店頂きます。
ソ・コ・デ!
ちょっと削り機について書かせて頂きます。
先週ちょうど削り機を持ち込ま出たお客様がいらっしゃったので
写真を撮りました。
左側の小さいサイズが持ち込まれた削り機です。右側は私のものです。
大きさは歴然ですね。
でも、お客様の削り機も木が長年使い込まれて良い色です。ご実家から譲ってもらったようです。
さて、鰹節削り機でとても重要なのが
「カンナの台」です。
上記2台の削り機のカンナの台の木の厚さはこれだけ違います。
安定度ももちろん全く違います。強い力で鰹節を刃に当てた時、ブレずにしっかりと
固定されてて、鰹節の面をちゃんと保つ事がとても重要です。
木が薄いと安定しませんので、いくら力を入れても刃までうまく伝わらないのです。
ちなみに、刃はこのくらい出ています。
指の腹でこすっても決して切れる訳ではありません。
それだけ、出ているか出ていないか
微妙な刃の出具合なのです。
おっと、ここまで書いてても削り機の大きさも、刃の出方も分からない方は
そっくりそのまま次郎長屋まで持ってきて下さい。
その場で使えるかどうかわかります。また、刃の研ぎも同じ商店街の「菊幸」さんに
やってもらえますので、ご安心下さい。
研ぎ代は800円前後です。私の調整代は無料です(笑
まずは、ご相談下さいね。
そりゃぁ〜削りたてが一番です。お子さんも大喜びです(^^)