次郎長屋では、枯れ節鰹節を販売しております。
そうです!削ったものではなく節のままのあの硬い鰹節です(^^)
さてさて、この鰹節は当然ですが、削らないと食べられません、、、、。
この削る機械があるのは皆さんご存知ですよね?
そうです!これ!
これ!
そうなんです。こんなに高いんです。この箱の中に鉋が入っていて
鰹節を削るんですね。
大工さんの鉋と同じです。
ここからは、正直に書きますね。
鰹節を削るのはとても大変です。何が大変かって???
まずは、「力」がいります。ちゃんと刃に節をあてて力を入れてこすらないと
美味しい削りの花(鰹節)が出てきません。
そして、この刃は当然ですが、削っていけば摩耗するので研ぎに出さなければいけませんね。
そして、削っていれば、、、歯が引っ込んでしまいますので「調整」が必要です。
これは、ほとんどご自分でやっていただかないとダメです。
料理人が毎日包丁を研ぐのと同じです。
もちろん毎日とは言いませんが、調整しないと全く花が出てこないし、逆に
出しすぎると粉になってしまって花が出来ません。
そうです。美味しいものを頂くには手間暇がいるのです。
しかし!!!!
「削りたて」の味は別格です。次郎長屋の店頭の大きな鰹節削り器で削ったものでも、
時間とともに酸化してしまい、劣化します。
私のおばあちゃんの時代には毎朝削っていたのは「削りたてが美味しいから」
という事を知っていたからですね!
ちょっとハードルが高いですが、是非削りたての味を楽しんで頂けたらと思います。
ちなみに、鉋ではなく、こんな簡単に削れる機械もあります!
この簡単な機械と、最初のご紹介した鉋の削り器ですが
静岡市葵区呉服町の三保原屋さん
と
静岡市葵区呉服町の政豊さん
で販売しております。
最初にご紹介した鉋は政豊さんで撮影したものです。
政豊さんでは、刃の研ぎはもちろんの事、刃の出具合の調整や
長年使って反ってしまった台(木の部分)の調整までしてくれます。
これ素晴らしい!
政豊さんはスクランブル交差点のちょっと先の2階に店舗があります。
三保原屋さんは政豊さんから青葉通り方面に歩いて30秒の左側、家庭用品の老舗ですね!
是非手にとって見てください(^^)、三保原屋さんの画像がなくて恐縮ですが
おそらく、お値段なんかも二つのお店で違ったり、種類も色々ありますので
お近くですから比べてみるのも良いかもしれませんね!