いえいえ、そんな事はございません。
スーパーでの今は原材料がとても良いしっかりした無添加のお味噌が沢山ありますヨ!(^^)
良し悪いではなくて、じゃあ次郎長屋のように樽に入った味噌を量り売りしているのと
スーパーの味噌はどこは違うのか?という事を説明しますね!
一言で言うと
「火入れしてない」
って事なんです。よく、日本酒に
「火入れしていません」ってありますよね?
スーパーで売っている味噌のほとんどは、「カップに入っている」と
思います。で、味噌をカップに入れる時、タンクから管を通って充塡するんですが、その過程で
味噌が98度位熱っせられた管の中を通り、殺菌する訳です。
ですから、雑菌と一緒に味噌の持つ麹菌も一緒に殺菌されてしまって
味噌自体の発酵が止まります。カップに入っている味噌が陳列棚の中で色も変わらず
ふくらまないのは、麹菌が活動してないからなんですね〜。
逆に、次郎長屋では、味噌タンクからそのままダンボールや樽に味噌を入れて仕入れます。
もちろん、「火入れ」してない訳ですから、麹菌は生きてます。
もし、仕入れた味噌を炎天下の夏、そのまま1日置いたらたちまに
味噌の入ったビニール袋ははぜてしまい、色もすぐに変わるし、「溜まり」という醤油の原形が
どんどん味噌から分離してしまいます。
「生きている、活動している味噌」なんですね。
そこが、スーパーで売ってる味噌との大きな違いです。
この違いが悪いかどうかはまた別問題ですので(^^;;;。