恥かしながら告白します。
1997年からネット通販しているのに
知らない言葉でした。
「フィルターバブル」
ウェキペディアによると
フィルターバブルとは、インターネット検索サイトのアルゴリズムが、ユーザーの情報に基づいてユーザーが見たい情報を選択的に推定するような
検索結果を出すことが原因で、ユーザーがその人の観点に合わない情報から隔離され、
実質的に彼ら自身の文化的、思想的な皮膜(バブル)の中に孤立するようになっていくこと。
という事です。
ご存知のように、インターネットの様々なサービスやツールは「ログイン」という事をしないと
いけません。googleもfacebookも全てそうですよね。
ログインをするということはログインをした個人がログインをした方の組織に「ログ」を残すという
事になります。
そして、そのログをもとに様々な提案を個人側に提供してゆくんですね。アマゾンなので「貴方への提案商品」が出てくるのは
この仕組みです。
さて、フィルターバブルに戻りますが、googleで普通に検索していると、その検索結果がパーソナライズされている事は
みなさんご存知の通りです。
私はネットショップをやっている立場から中立的な立場で自分の次郎長屋のサイトや商品が検索されてどの辺りに出てくるか?
(要は検索順位です)を調べるために「シークレットモード」というモードでブラウザを立ち上げています。
皆さんも一度やってみて下さい。日頃googleにログインしている検索結果と明らかに違います。
しかし、昨日は
「食」から見たフードリテラシーの講座を受けて、全く違う立場から「ネットで得られる情報の隔離、孤立化」という
とても危険な事がもう既にずっと起こっている事がよくわかりました。
ちゃんと理解しているつもりでしたが、ウィキペディアに書いてある通りに
ズバリ!
ユーザーがその人の観点に合わない情報から隔離され、
実質的に彼ら自身の文化的、思想的な皮膜(バブル)の中に孤立するようになっていくこと。
が既に私に起こっているわけです。
ウェブショップ運営側の視点でしかモノを見ていないのです。
もしくは、その視点でしか情報が遮断されたり隔離されたりしている訳ですね。
もちろん、100%遮断されている訳ではないけれと、決してニュートラルではないんですよね。
じゃあログインしなければいいじゃん。となる訳ですが、これでは仕事になりません。
私の場合はウェブショップ運営者としてgoogleアカウントやamazonアカウントは無くてはならないものです。
これからこうしよう、ああしょうという具体的な事はまだ分かりませんが非常に恐ろしい事がもう何年も前から
起きているんだな。と実感しました。
フィルターバブルってのは私も知りませんでしたが、なんか難しそうな話ですね。
その人に情報を伝えるには、皮膜(バブル)を破っていく必要があるってことでしょうか?
ウェブショップ運営側としては、具体的にどうすればいいのかな?
また、教えてください。