船はジェットコースター

2023年の函館昆布ブログも4つ目のエントリーです(^^)。

前日切って乾燥させた「サラダ昆布」の検品を終えて

おい若旦那!役に立たねぇじゃん(笑

さて、午後からは、船に乗せてもらいました。

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椴法華から威勢良く出た船は北東に進みます。

おそらく全速力ですので、前に乗ってた私はほぼジェットコースターを

楽しむかのような揺れというか、バウンドでした(笑。

船酔いしないし、こういうのは好きなんですw

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船からは椴法華と恵山がくっきりと見えます。今日の恵山はモクモク出てました。

(そう恵山は活火山なんです)

詳細はここでは書けませんが、漁師さんはある挑戦をしています。

この椴法華の地で新たな昆布を作っているのです!

サラダ昆布の原料と同じ品種の昆布ですが、厳格な規格に則っての昆布の養殖事業です。

で、これがその昆布!

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渾身の作です。昆布は、漁師さんが今手で引っ張っているロープに

胞子(昆布の種)を植え付けます。そしてこの海の中で育てるのです。

促成は一年以内、養殖は約2年かかります。

見るとただ何のきなしに、昆布が育っているように見えますが、太陽の陽の入り方や

繁茂の密の具合などを調整しながらやってゆくので熟練の技とカンが必要です。

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この茶褐色の海からの贈り物・・・・「昆布」

今、函館の海では、天然物の真昆布がほぼ採れない状況がずっと続いています。

そんな中既に数十年も前から函館地域では、「昆布の促成・養殖技術」が確立され

日々漁師さん達が切磋琢磨しながらよりよい昆布を自ら作っています。

私も数年前までは「何があっても天然物!」と思っていました。

しかし、椴法華の漁師の岡山さんに出会ってからは

考え方を変えました。何故か?それは簡単です。

天然物に負けないくらい、もしくは、それ以上に

「美味しい」からです。

そして、その「美味しい」には明確な「理由」があるんです。

次郎長屋で販売する岡山さんの真昆布はこれから採ります。

去年の昆布は大好評で既に売り切れでありません、、、、。

入荷したら、またお知らせしますので是非この岡山さんが丹精込めて作って採った

真昆布をご賞味下さい。

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