さて、サラダ昆布の製造は続きます。
前回で、昆布が細かく細断されるまではお伝えしました。
写真や動画も沢山撮りました。
でも、撮ればとるほど
「これって、漁師さんがずっと試行錯誤して作り上げた工程だよね・・」
「この機械もオーダーメイドだよね」
「この工具も・・・あの木枠も・・」
と気が付きました。
実はこんな事が商店街であったので尚更でした。
商店街はパブリックスペースです。でも何をやっても許されるのでしょうか?
例えば、ユーチューバー?!って人達が次郎長屋の店頭や外観を
「お~レトロ〜、味噌の量り売りってまだやってる店あるんだ〜」とか
コメント言いながら何の断り(ただただ頭を下げるだけでもいいんですよ)もなしに
撮ってゆく。個人なら許されるのか?
先月は短編ドラマを撮影しているチーム(有名な俳優さんいらっしゃいました)が
商店街の通行人を「止めて」撮影を敢行してました。事前に何の連絡もありません。
1億総情報提供者、アウトプット出来る機械を手軽に持てることによって
いつの間にか「バズることが許される」世界になってしまっています。
すみません💦話がそれました。
なので、サラダ昆布という唯一無二の商品を作っている訳ですから
必要最小限の情報にしようとアングルなども考慮して撮っています。
動画などもありますが、是非次郎長屋に来ていただいて(もしくは出張販売先で)
御覧ください。是非見ていただきたい事に変わりはありません(^^)
こちらは、刻んだ昆布を木枠に乗せた所です。
この木枠、何百個?何千個?もあります。
それは、まるで、「紙漉き」ですね。
このように、沢山の女性の皆さんが髪を梳くように刻み昆布を均してゆきます。
この時点で
午前5時半過ぎ
沢山のサラダ昆布が並び始めました。
そして、並べた台車がいっぱいになった所で水切りをして乾燥室に運びます。
午前6時半
ほぼ全ての作業が終了して、乾燥室に運び、乾燥運転開始。
3時間前には函館の海の中で育っていた昆布があっという間にサラダ昆布になってしまいました。
これだけフレッシュな状態で作るサラダ昆布・・・・・
美味しいに決まっています。ここでしか作れない昆布、この人しか作れない昆布。
耳で聞くのと、目で見るのとでは全く違います。
漁師さんのこだわりが痛いほど伝わってきます。作ってる人みんな超真剣です。
邪魔にならないように写真取るのが精一杯でした。
今回念願のサラダ昆布製造現場を夫婦で見られて本当に良かったと思います。
小売店の店主として自信を持って商品を販売できるようになりました。
これからの季節、素麺、パスタ、うどん、冷しゃぶ、何でもトッピングして下さい。
5分で戻ります。湯通しは必要ありません。
https://www.jirochoya.com/SHOP/1286.html
是非一度ご賞味下さいませ。