どぉ〜〜〜〜ん!とまずは、写真を見て下さい。
そうです!
鰹節です。
去年の晩秋からお店で鰹節の節をそのまま買って行かれる方がとても多いんですよ!
正直ビックリしておりますが、原点回帰なんでしょうか?
次郎長屋では、鹿児島の枕崎や山川で作られた本枯れ鰹節を以前より販売しております。
本枯れですから、しっかりと黴付けを2回〜3回した鰹節です。
静岡店には6枚刃の削り機械がありますので、お客様からご注文があった時点で削っております。
ちなみに、本枯れの場合は
50gで420円
100gで735円です。
ご注文があってから削りますので3分程待って頂きます。
今までは、店頭でも節をそのまま買って行かれる方は少なかったのですが、ここ最近若い方っていうよりも
50代の方が男女問わず多くなりました(^^)。
ちょっと説明しますと、上記の鰹節は2本が合わさっていますが、あれで、鰹節一匹です。
左側が雄節、右側が雌節です。
雄節は人間で言うと「背中」の部分ですので、脂が少なくあっさりした味が特徴です。
私の個人的な感想ですが、雄節の方が硬くご自宅では削りにくいです。
お客様の中では、雄節を買って行かれる方が多いですね。
こちらが雌節です。
こちらは、腹の部分です。雄節よりも形がいびつなのは、内蔵があった所ですね。
言うまでもなく脂が乗っていますので味は雄節よりも濃いです。
個人的には雌節の方が柔らかく削りやすいです。
さて、皆さん鰹節って、何で昔は
「朝削っていたんでしょうか?」
それは、ズバリ!「削りたてが美味しいから!!!」
ですね。鰹節は削った直後から「酸化」が始まります。
これは、どうしても防ぎようがありません、、、、。
よく、ぷっくりとふくれた袋の中に鰹節が入った商品をみかけますが
あれは、「変色を押さえる為の窒素」が入っているんですね。
だから、「味はどんどん変わって行きます」
昔の人はそれを知っていたんで、鰹節は毎日使う分だけ朝削る!!
って事が基本だった訳です。自宅には今も「箱付きの鉋」や
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「グルグル回す鰹節削りの機械」が
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あるでしょう??(^^)
本当の所を言いますと、箱付きの鉋で削るのは相当の年季とコツがいります。刃だって一年に一回は必ず
研ぎに出さなければいけないし、刃の出方の調整だって自分でやります。
※ちょっとでも削りやすくする為には、10秒ほど、鰹節の表面を火で炙ってから削って下さい(^^)
ここまで書いていて何なんですが、
やっぱり次郎長屋さんで削ってもらった方が楽だし、美味しい!!って方は
遠慮なく、お買い求め頂いた鰹節を持って来て下さい。無料でお削りしております。
また、小さくなると手を怪我する恐れもありますので、持って来て下さい。全部無料で
削ります。
削りたての鰹節をアツアツのご飯の上に乗せてお醤油をたらす・・・・・
もうおかずなんて要りませんね!!!(^^)