お金かけてバスに乗って来てくれるんだからね!

お金かけてバスに乗って来てくれるんだからね!

そんなお叱りを若女将から受けたのはもう10年前でした。

次郎長屋で毎月発行している「かわら版」がおかげさまで10周年を迎えました。

私がインターネットで次郎長屋サイトを開設したのが1997年の7月でした。そして、メールマガジンを書いたのが
もう忘れてしまいましたが2000年前後だったと思います。まだまだネット売上げが少ない時でメールマガジンを書いても
効果も無かった事を覚えています
※現在メールマガジンはずっとお休みしています、、ごめんなさい

そんな時家内が
何で実店舗に来てくれるお客さんに対して情報発信しないの?」
「毎日20人、30人と来店してくれるじゃない、しかもお客さん自らバスに乗って電車に乗って来てくれるんだよ」
「メールマガジン書くくらいならお店に来てくれた人にも同じ情報も読んでもらったらいいじゃない」

と言われてショックでした(^^;;;;

「解ったよ!!!だったら文章は俺が考えるから書くのはお前だぞ〜〜〜」という訳で始まったのがこの次郎長屋かわら版です。

送信者 iphoneより

「次郎長屋かわら版」の題字は私の父、大旦那が書きました。父もある時期習字を習っていてなかなか字が上手いのですが病気をしてからちょっと遠ざかっています。今でも店内には20年前に書いたウンチクが飾っていますよ。

送信者 iphoneより

家内は高校まで習字を習っていたので手書きはお手の物。お客さんからも読みやすいと好評です。

今月のオススメ(2011年4月は服部さんの海苔です)や毎月の味噌の売り出し日の情報、若旦那の北海道での昆布の買い付けの様子、フェアの予告などを書かせて頂いております。

10年経った訳なんですが一番大変だったのは最初の一年でした。一年経つとまずはそれをベースにして新しい情報を追加したり新商品を宣伝する事が出来るのです。そして3年位するとお客さんから

「かわら版って手書きで読みやすいわね〜」

と感想を頂ける様になり、6年位で

「北海道まで行っている若旦那ってあなた〜?」

と言われる様になりました。ホント長い道程です。2011年4月でやっと144号。一度だけ家内が次男出産の為書けなかった事があり私の汚い字で書いたらお客さんに心配された事も今では良い思い出です(^^)

もちろんですが、無料で配布しておりますので、ご購入に関わらずお持ち下さいね(^^)

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