賞を頂いたのにこのドヤ顔ですよ、、、。相変わらずの若旦那です(^^;;;
※ちなみにかわら版の第1号からスクラップブックをお見せしている所です。
2017年1月31日、静岡市葵区の浮月楼にて静岡県主催の
「第一回地域のお店デザイン表彰」の授賞式が開催されました。
超嬉しいっす。こんな立派なパンフレットに掲載されている、大賞の茶町KINZABUROUさんをはじめ
みなさん「オサレ」なお店ばかりです。「店舗デザインは○○さん、内装は○○さん、私も勉強して、、」とか
他店舗さんは凄い!
いやぁ、、次郎長屋は、、、何も勉強してません、、、。知り合いに旧店舗から
引っ張ってきた棚を設置してもらったり、、。
商品の置き方やPOPなどはデザインの先生から教えを頂きましたが、それも「自分が実践しないとダメ」なものです。
デザインセンスの無い私はほとんど家内に任せて、あぁ〜だこぉ〜だと言い合いながらここまできました。
また、嬉しい事にお客さんのおばあちゃん、おじさん達から色々なアドバイスや提案をもらって棚の高さを調整したり
かわら版の内容を変えたりとお店に反映してきただけなのです。
何よりも嬉しかったのは、式場に次郎長屋のお客様が沢山いらっしゃった事。
それも、わざわざ来て頂いた訳ではなく、大賞を受賞された方の
ご親戚だったり、公務員の方や団体職員の方々だったり、庵原マルシェにご来店頂いている
ご夫婦が同じ優秀賞だったり(^^;;;。
これって、私が受賞スピーチをする何十倍もの説得力というかもう、「次郎長屋そのまま」なんです。
本当嬉しいです(^^)
授賞式の後では慣れないスーツ姿でディスカッションに参加し、北海道での昆布の買い付けや出汁取り教室の事を語り
審査員やご来場いただいた方々に思いの丈をお話しさせて頂きました。
審査員だった世界的に有名な小布施のセーラ・マリ・カミングスさんとツーショット!
ズバリと意見を仰る女性でした。
そして、家内ともツーショット(^^;;;。
今から18年前、ウェブショップを始めた直後メルマガを
書いていた私に「なんで交通費使って、杖ついて来てくれるおばあちゃん達に情報を
発信しないの?」と言った家内の一言からはじまった
「かわら版」。
「お客様にはもっともっとシンプルに!!!」とてんこ盛りで見にくかった店内を
すっきりと纏めた 功績は家内なくしてはありえませんでした。
今回の受賞も、昔からの味噌樽、鰹節の機械などが
「そのままデザイン」となり「かわら版そのものが次郎長屋をデザインしている」
というコメントを頂いています。
次郎長屋のような夫婦だけでやっている小さな店舗が賞を頂けた事が
他の小売店はじめ、一つのものにこだわりを持った個店にスポットが
あたる契機になり、おこがましいですが希望の光になる事が出来れば
とても嬉しいです。
私たちもとても重い賞を頂いたと自覚をもちながら初心に帰らねばなりません。
皆様からは、叱咤激励というよりも、叱咤をどんどん頂ければと思います。
どうぞこれからも次郎長屋を宜しくお願いいたします。