すき昆布
何やら聞き慣れない昆布の名前ですよね?!でも、お料理好きな方なら一度は耳にしたか、もしくはお使いになった事があるでしょう。
採った昆布をわかめと同じように一度ボイルして細かく刻みます。そして、それを海苔を作る時と同じ要領で板状にして乾燥させます。
そして出来たものがこのすき昆布です。
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実はこのすき昆布、三陸の宮古湾の周辺でしか作っていないとても貴重なものなのです。恥ずかしながら今回の震災後に初めて下記のような様子を知りました。
すき昆布を作る為にはとても特殊な機械を使って乾燥させるそうです。そして、その機械の為の設備投資はとても大変で、今回の震災でその機械はほとんど流されてしまって、現状ではもし昆布があってもすき昆布を作れないという事でした。10年以上にわたり次郎長屋でも三陸の普代のすき昆布を販売していまして、知る人ぞ知る昆布でしたので残念でなりません。今の所今後の製造の目処も立っていないようです。
さて、そんな中東北の問屋さんから北海道のすき昆布を仕入れる事が出来ました(^^)ホント少ない200枚だけです。現在もう100枚程度しかございませんが、ご紹介させて頂きます。
正直言いまして三陸のすき昆布よりも、細い昆布を板状にしてありますので、戻した時も若干細いです。
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三陸のものはもっと太い昆布なんですが、産地によってやはり違いがあります。
でも、戻すとしっかりと歯ごたえがあって緑も鮮やかです。
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大きさの比較ですが、隣の爪楊枝と比べて下さい。大体同じくらいの大きさのでしょうか、、、、。
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一度ボイルしてあるので、戻したらそのままサラダなどにもお使い頂けます。もちろんひじきと同じように煮物でもとても美味しいです。その他味噌汁、素麺、うどんなどの具などにも最適です。
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