今日は、朝から焼津の静岡県水産技術研究所で開催された、焼津鰹節伝統技術研鑽会の様子を
見学させてもらいました。
(追記※早速6/4の朝刊に掲載されていました。→こちらの記事←
枕崎で鰹節工場を見学したことはあるのですが、焼津の本節を作る行程は初めてでした。焼津では歩留まりの事などを考え、頭を落とす時の切り口が尖っているのが特徴なのです。見てみると、確かに、頭を落とす時に、途中から鋭角に包丁を入れていました。これは、電気のこぎりなどでは出来ない技ですね。三枚におろすまでだいたい3回の工程を行うのですが、切る場所で3種類の包丁があるのです。頭を落とす時は一番力がいるので、分厚い包丁で反りがありません。最終段階の3枚におろしている所が下記の
写真です。
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すっと、10秒ほどで切ってしまうんですが、この作業が出来るまで10年かかるそうです。若手の生産者の人たちは食い入るように見てました。
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現在では、皇室に献上される鰹節として生産され、非売品だそうですが
いつかは、次郎長屋でも販売してみたいですねっ!!