羅臼でお世話になった岩見さんの所では
食事処もやっています。たらふく食べさせてもらいま
した。以下の写真は全て若旦那食べてしまった、
魚達です。

「がさ海老」の塩焼き!
今まで食べた鬼殻焼きの中で一番旨かった!
とにかく甘くて、焼いてもとても味が濃厚!
羅臼では余りうまいので市場には出さず自分たちで 食べてしまうそうです! 幻のエビと言うわけですね!岩見さん曰く「 われわれは伝家の宝刀のごとく 地方からの客の持て成しの 奥の手にしているのです。」とのこと!
若旦那本当に幸せです!

めんめの煮付け
これも、とろとろなんですよ〜!身が、、、、。
旨かったです。「きんき」って呼び方の方が
ポピュラーですかね?!
毛ガニちゃんですね!脱皮して実の入りは8割程度だと
言っていましたが、めちゃくちゃ旨かったです。!
たまたま、同席したライダーの人たち!羅臼のキャンプ
場に泊まっていると言っていました。みなさんパソコン関係
の仕事だそうです。岩見さん曰くパソコン関係の人たちが
とても多いそうです。

旅を終えて!BY若旦那

最後まで見ていただいてありがとうございました。
翌日、23日は、朝、6時に起きて羅臼を出、中標津から羽田へ向かい、静岡には夕方5時には着きました。
最果ての知床羅臼を朝出て夕方には静岡に着くことを考え、「便利な世の中!」なんて考えちゃいました。
東京では、若女将、孫旦那と合流しました。

さて、この旅を一言で表すなら「疲れた〜」ということです。今回は、レンタカーを全く借りずにすべて
電車、バスでの移動にもかかわらずです。やっぱ30を過ぎるときついのでしょうかね〜?!
しかし、電車、バスの中ではほとんどPCとにらめっこして、カメラで撮った写 真を整理してページを
作ることができましたので、大成功です。

昆布に関しては、次郎長屋の看板商品「長寿昆布」の原料についても何とか確保することが出来そうです。
また、羅臼では、去年よりも取れ高は少し上がりそうです。私が羅臼に着いた朝にも沢山船が出ていました。

初日、二日目の函館では、(真昆布という昆布の王様の産地です)概ね良好と言う話を北海道に
行く前から 聞いていましたが、現地に行ってみると、採れている浜と採れていない浜との差が歴然でした。
よく、考えれば当たり前で、何十キロもある浜がすべて豊漁なんてありえない話なんですね!
だから、漁師さんの顔も笑顔だったり、沈んでいたりと様々です。

羅臼では、浜の漁師さんに許可を取って写真を撮らせてもらったのですが、とにかく昆布を扱う顔の真剣な事!
手早く、昆布を洗って、根っこを切っていく姿は洗練された流れ作業よりも綺麗でした。
船一杯に積んだ昆布を乾燥するとナント30キロにしかならない!と聞いた時はショックでした。
羅臼昆布30キロだったら秋から冬になる前にお店で売ってしまう量です。大体羅臼昆布はとても狭い地区で
採っているので少ないんです。値段も高いわけですよね!次郎長屋でも羅臼昆布に惚れてお客さんに紹介して
いる訳ですから、今回の漁師さんの一挙手一頭足を伝えていきたいと思います。

最後に、次郎長屋は昆布の流通の中で見ればお客様に直接昆布を売る本当の末端小売です。若旦那としては
その末端の店が昆布のことを知らずにただ問屋から下りてくる昆布を売っていてはどうしょうもない!と
考えています。ですから、親父をはじめ、若旦那も北海道に行き、漁師さんに会って昆布の話を聞いたり
直接昆布を買い付けたりしています。しかし、流通の中では「若旦那は北海道まで来て何をやっている?!」
という風当たりは少なからずありまして、今回多少「風」が吹きました。しかし、若旦那は少々の「風」では
倒れません。それはお客様が静岡で待っていてくれるからです。そして今ではネットを始めたことによって
全国で待っていてくれるからです。今後もやっぱお客さんに良い昆布を買って欲しいな〜!
と心を新たにしたことも今回の北海道旅行の収穫でした。

来年も北海道に行く予定です。また新たな出会い、新たな勉強が待っています。いまから楽しみです。
それを、ネットを通じてお客様にわかってもらえたらと思っています。

それでは、また!




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