8月25日
今日は、朝から道南食堂へ直行です。!ちなみに、このお店は初めて入る方にはとっても勇気がいります、、(笑)
何故かと言うと、入り口にはこれでもか!!と言わんばかりに有名人が来店した時の写真が沢山貼ってあって、肝心の
食事の内容は外からでは全く解りません、、、、、。でも、中に入ったらもう、そこは別世界!!!
一言で言うと「函館朝市の飯屋」
です。 おばあちゃんが2,3人厨房にいて、給仕はお父さんと、お母さんとバイトのお姉ちゃんが

してくれます。で、全ての料理は単品で頼めます。もちろん、どんぶりモノもありますが、ほとんどの方は
単品で頼みます。イカ刺し、焼き魚、卵焼き等々、、、、、。
特に!!!!「鮭のはらす」は絶品です。
脂が超、のっていますが、これ、もう魚じゃないような気がしました。

朝食を食べた後は、昆布博士の川嶋先生と(先生もお忙しい中札幌行きの特急に乗る前30分お時間を作って頂きました)お会いして、
情報交換というか、私は色々と聞くだけですが、、、お話させて頂きました(^^)
5月にお会いした時もとてもお元気でしたが、ホントうちの大旦那も見習って欲しいです(^^;;;;

お昼ご飯は何にしようか迷ったあげくに、煉瓦通りを歩いていたら「函館ビール」を発券!(って今まで何で気が付かなかったんだろう、、、)
12時前でしたが速攻で入りました。ガ、、しかし、不況なのか、観光客すらいない状況でガラ〜ンとしていました。

正直だいじょうぶかなぁ〜と思いましたが、ビールの味はなかなか!!!
特に、「ALT」と「10%のビール」はとっても美味しかったです。あと、パスタのナポリタンが出てきたのですが
せっかく、函館なんだから、魚介類のパスタも用意すればいいのにねぇ〜なんて思いました(^^)

ここでは、2時間以上も粘って、お客さんもほとんど居なかったので、お客さんに書く葉書を全部仕上げちゃいました。

さて、その後は函館の漁師さんの家に、、、、
差し入れを持って一時間のバスに乗り込みました。

8月26日

朝から、昆布漁の撮影をしようと思っていたのですが、やっぱり雨、、、、、、。
しょうがないので、早くに、バスに乗って函館市街に帰ろうとしたのですが、バスにのって4駅通過した所で
コインロッカーの鍵を忘れた事を思い出し、降りました(涙)それから、ジョギングと歩きを合わせて1時間
雪駄で、走りました、、、、、。

台風接近ということで、東京の実家にいる家族は飛行機の便を夕方に変更してあったので
余裕を持ってレンタカーを借りて、空港へ、、、。
今度のレンタカーではしっかりと保険に入って、、、、。

そうなんです、、、

白状しますが、、、実は根室〜羅臼の途中で車が事故に遭ってしまい(自損です)
フロント一部がひん曲がってしまったのです、、、 そんな時に限って保険に全く入っていなくて
実費弁償という痛い体験をしました(^^;;;;

予定通りに函館空港に行ったのですが、全面改装していて、そりゃ〜もう綺麗でした。
特に!お土産コーナー、函館のどこよりも、綺麗で、品数が豊富です。多分金森の煉瓦倉庫近辺のお土産やさんよりも
充実していると思います。値段は別ですけどね、、、、、。



6時過ぎに家族と合流して、すぐに函館山に、、、、

もちろん、雨、、、霧、、、、、、。

駐車場のおじさんが「今日は見えねぇぞ〜、それでも行くの?」と言われつつも
まぁお決まりなので、、霧の中行ってきました(笑)

夕食は東横インにラッキーピエロのハンバーガーと、オムライス、フライドポテトを持ち込みました。
これを、一度家族に食べさせたかったのです(^^)

ちなみに、その場で食べずに持ち帰りする時は電話で予約するのがベストです(^^)
とっても時間がかかりますので、、、。

8月27日
朝6時に長男と起きて、函館駅に入場券で入りました。お目当ては寝台特急北斗星の入線と、機関車の交換です。
函館ではDD51型のディーゼル機関車の重連に変わります。(若旦那いつから、電車ヲタクになったんだろう、、、)



長男は電車好きなので、今回の北海道はたまりません。

朝食は家族で道南食堂へ!そうです!家族でも入れます。もちろん最低限のマナーはありますが、
ちゃんと、子供用のスプーンも取り皿も出してくれます。長居は出来ませんので(出来るんだろうけど、お客さん待ってますから、、、)
早々に退出して、ちんちん電車に乗って、煉瓦の倉庫街と、明治館へ!

その後、函館駅前のビルにある、ラーメンやさん、「海峡」へ!
この塩ラーメンも是非是非食べて頂きたい。

素朴な味が僕は大好きです。

昼からは今回の目玉の一つ!
ドラえもん海底列車です。夏しか走らない臨時列車で、青函トンネルの吉岡海底駅に止まるのです(^^)


まぁ、吉岡トンネルの中のドラえもん海底ワールドは「子どもは喜ぶよね」みたいな所でした。
本来はこのドラえもん海底列車は去年で取りやめと聞いていました。確か北海道に新幹線が出来るということで
吉岡海底駅がその実験施設みたいなのになるから、、、と聞いていたけど、多分かなりのリクエストがあったんでしょうね。。。・


さて、その後一度函館まで、帰って、スーパー北斗に乗り換えて、札幌に夜到着しました(^^)
函館での乗り換え時間が3分位しかなくて、その間にキオスクでおにぎり買ったりしたので、ちょっと焦りました。
若女将が、車掌さんに言わなければ出発していた所でした、、(><)

8月28日
今日は、朝からモエレ沼公園へゴ〜〜〜です。
地下鉄で、栄町の終点駅まで行って、そこからシャトルバスに乗りました。
大人200円、子ども100円。丘珠空港経由で、20分くらいかな、、、、。
途中、 モエレ沼公園とは別に結構大きな公園みたいのがありました。そこもとっても混んでいました。
もしかしたらモエレ沼公園よりも混んでいたかもしれません。

さて、モエレ沼公園に着きましたが、早速自転車を借りました。ラッキーなことに待ち時間なし!いつも日曜祭日は待ち時間あるようです。


曇ってきたりしたけど、何とか天気も持ちました。
お昼ご飯はガラスのピラミッドの中のファーストフードでしたが、なかなか
レベルが高かったです。
途中、次男が池に落っこちるというアクシデント(というか、次男の場合、お決まりの事!)

もありましたが、噴水もみられたようで(私は食事確保係で見られず、、、)バッチリでした。

夜は、せっかくだからサッポロビール園に行ってジンギスカンを食べました。今これ、ブームなんですってね、
とっても美味しかったです。子供達も大喜び!!

ホテルに戻ってからは、子供達はすぐにばたんキュ〜。
昨日は貸し切りだった大浴場に入れて大満足!

さて、この夜は何と?!若旦那、地元新聞の北海道新聞の取材を受けたのです(^^)
家族と合流する2日ほど前に北海道新聞の本社、生活欄担当の方からメールが入り、

「 長寿昆布の原料の
「がごめ昆布」を特集する記事を書いているので、是非、昔からがごめを使っている次郎長屋さんが
北海道にいらっしゃるなら、お会いしたい」と!!!

いやぁ〜嬉しかったですよ。静岡新聞を通り越して、北海道新聞デビューですからっ!!!

ホテルのロビーで約1時間半、色々な話をすることが出来ました。とても気さくで温厚な記者さんで、中標津の支所にも
いたとのこと、、、。話が弾みました(^^)

※この記事は9/4の北海道新聞「生活欄」に掲載されております。

8月29日

はやいもので、北海道の最終日となってしまいました。
ホテルをあわただしくでて、駅構内のコインロッカー
(※北海道では荷物が多いので、改札を入ったコンコースでのロッカーの使用がお勧めです(^^))
に荷物を全部いれて、市内半日観光の「すずらん号」へ!
私も札幌はいつも立ち寄るだけなので、是非とも観光してみたかったのです。
大通公園を抜けて、大倉山、藻岩山、羊ヶ丘等々巡りました。
少年よ大志を抱けよ!!

16:10分発のカシオペアまでの時間もアッという間でした。
で、夢にまで見たカシオペアは、それはそれは、素晴らしいものでした。


一生の思い出になりました。
(といいつつも、来年はトワイライトエクスプレスのA個室寝台をゲットしようと思っている若旦那ですが、、、)

車窓から見る景色も最高でした。
二階席ならではです!!
太平洋に沈む夕日です。室蘭を過ぎたあたりです。

長男は、函館での、機関車の連結作業を見てから、就寝!青函トンネルに入ってからシャワーを浴びて(揺れが一番少ないんです)
深い眠りにつきました(^^)

8月30日の9時半には無事に上野に到着し、昼前には静岡に帰ってきました。

今回の北海道旅行を総括すると、
8年間毎年行っていて、初めて、雨にず〜〜っと降られました。まぁこんな年もあるでしょう(^^)
でもやはり、その

「現場」
に行くということはとっても大切なことだと痛感させられます。
そこには、匂い、雰囲気、人の流れ、色々なものが目にみえるものと一緒にあります。
8月の北海道の雨の冷たさ、温泉に入った後の体の寒さ、色々なお店の接客方法など、、、。
人間はなんでも5感を使っていますしね。
電話でなんて代用できません。

今年も私に多くのモノを与えてくれた、北海道でした。
もちろん、来年も行きます。
多分、、、、来年からは、このように大がかりには日々更新出来ないと思います。
だって、今、携帯電話で、ブログも更新出来ます(^^)
携帯カメラだって、200万画素が当たり前!

もちろん、静岡に帰ってから、今年のレポートに負けない位のページを作りますが
私が北海道にいる間は携帯からの、こまめな写真付きレポートになると思います。

注文処理だって、携帯電話で、PCブラウザが見られる時代になりましたので、
静岡店に難なく、ファックス送信出来ます。データベースにアクセス出来ないのが
難点ですが、これも、SSLの中で処理できるようにすれば何とかなると思いますしね、、、。

初めて北海道に行った8年前、モジュラージャックを探して函館市内を歩いたのがウソのようですね。
根室や羅臼ではモジュラージャック自体がホテルや旅館になく、ISDNの電話ボックスを探しました。

ホント毎年進化していています。
それにひきかえ、、、、、、

北海道は残念ながら、毎年、寂れていくような気がしてなりません。
特に函館は悲しいモノがあります。駅が綺麗になって、朝市の店が綺麗になるのは良いことなのかもしれません。
でも、それで、客増えました?儲かりました?

私自身、清水、静岡のお店を抱え、再開発等の問題が急浮上しています。今の世の中、テナントでさえ、数年サイクルで
変わるのが当たり前です。大旦那はよくいう「10年単位でものを考え、最終的にはその地域に貢献できるようなお店に、、」
なんて、スローな考えはプレゼンする人、コンサルする人には全くありません。
寂しさと同時に、「こんなスローな考えで次郎長屋大丈夫なのだろうか?}と不安に襲われます。

来年の北海道プランも私の中でほぼ出来つつあります。今でしか出来ないこと、そして、サイトを通じて
北海道へのささやかな応援団である続けることを胸に、今年のコメントを終わります。