昆布に含まれる
グルタミン酸、これが「旨味」の主成分である
と言う事に気づいたのは、池田菊苗博士です。
湯豆腐を食べていて「うまい、、、、、」とうなずきながら
ハタと「これは、 昆布から出ているのではないか?」と気づいたのです。
そして、昆布だしに含まれるグルタミン酸が、日本人が 古くからなじんできた
旨味の成分の一つである事を発見しました。1908年の事です。
彼は「注意深くものを 味わう人はアスパラガス、トマト、チーズおよび肉の複雑な味の中に、
共通なしかし全く独特の味を見出すだろう」 と述べています。
これらのすべてにグルタミン酸が入っているのです。