マンニット、、、聞いたことないですよねぇ、、、。
これは、昆布の表面に吹き出る「白い粉」の成分なんです。
決してグルタミン酸ナトリウム(味の素の原料)ではないんですよ。
でも、このマンニットもれっきとした「旨味」の一つなんですね!
よく、「塩昆布」ってありますよね。
細切りの昆布の表面に塩をまぶしてあるアレです。
これ、昔は、この昆布の表面に自然に浮き出た「汐」を使ってたんです。マンニットですね。
でも、今では、普通にグルタミン酸ナトリウムを使っています。残念ながら次郎長屋で
扱っている「さざ波塩昆布」もそうです。
ご自宅で保管している昆布でも、たまに保存状態によっては、このように自然に「汐」が浮いてくる事が
ありますが、これは決して「カビ」ではありません。
カビの場合は、もっと毛羽立っていて、フワフワしていて匂いが悪いです。すぐに分かりますヨ。
今までもお客様の中にとてもこだわった方はいらっしゃって、「自分で「汐」を作りたい」と
私に聞いてきた方がいらっしゃいますが、湿度と温度の調整が難しいです。
ご興味のある方は直接若旦那にどうぞ。