いやいや、なんだかおまじないのような言葉ですが
これは
清水区の入江の「いちろんさん」というお店で作っている
「でっころぼう」という郷土玩具の事なんです。
こちらのページから引用させていただきますね。
静岡市清水区 清水の首人形・串天神
2センチほどの土製の首を 竹串につけたもので
東海地方では 首人形としては唯一と云ってよいものです
由来は 保元の乱で敗れた源氏の鎭西八郎為朝が 伊豆大島に流されるさい
大時化の為 清水のに港の月美里稲荷の社に逗留し
手厚いもてなしを受け 船出の際に 遺品にと 愛用の石印と笠を奉納しました
以来 町の人々は豪勇無双の為朝にあやかり わが子の生育を祈り
稲荷へ参詣して 子供の生育を祈り 傘かぶりの行事と共に
為朝の首人形が奉納されるようになりました
その後 夜泣きの虫封じまじないとして 用いられるようになったと云われます古くから地元で愛され親しまれてきたこの首人形は
江戸時代 制作者の 初代 堀尾市郎右衛門によって創始されて
『いちろんさんのでっころぼう』と云われ
武者物 天神 お多福 鬼 河童 狐 狸 など多種あり
その表情は ユーモアにあふれています
このでっころぼうは、5本のものから上記の写真のように50本近くの大きなものまで
色々あるんですが、作っていたいちろんさんのご主人が体調を崩され現在では
作っておりません、、、、。
次郎長屋にあるものも、経年劣化で、土台の俵が緩くなってきて困っているんです(^^;;;;
どなたか、こういう俵を修理してくれる人いませんかねぇ?
畳職人さんとはちょっと違うような気もするし、、、、。
人形さん達も緩くなった俵から落ちそうで困っています(^^;;;;
”いちろんさんのでっころぼう”・・・懐かしいですね。良いですね。私も5本のものを持ってます。確か4~50年前に買った物だと思います。今は清水区に住んでいませんが、先祖は江尻宿で旅籠でしたので、当家の銘の入った墓はすぐ近くの寺にあり、150年位経っていますので墓の手入れも大変です。従って、気持ちは今でも「清水人間?」なんです。
志田様。コメントありがとうございます。いちろんさんのご主人がご病気され今はもう作る人もメンテをする人もいないいそうです、、、。
いちろんさんも、一年に一度11月のおいべっさんで会うだけとなってしまい少し寂しいです。
江尻で旅籠をやっていたとのこと、、清水銀座にいらっしゃったんですね(^^)。
私の駅前銀座もまだまだ個店が頑張っています。首人形もお店でみなさまをお出迎えしております。
近くをお通りの際には是非お立ち寄り下さい。