近隣の中学校の生徒さんの
「職場体験」を受け入れるようになって早8年。
その前の単発的な受け入れも入れれば10年以上になりますね。
今年もやって来ました!元気な中学生二人!
しかも、二人とも野球部(^^)
そうです。次男の母校の野球部の後輩なんです。
もちろん私も若女将も知っていますし、お母さん達は
うちのお客様としてお味噌や食材をご購入頂いています(^^)。
二人とも初日から働く!働く!
まるで、次郎長屋は中学生をこき使うブラック企業か?!?!(大笑
二人とも声も出ていて初日の午前中はちょっとドキマキしてたけど、
二日目からは、お客様はくればすぐに
「いらっしゃいませ!」
の声が出ていました。これ出来そうで出来ないのです。
仕事をしながら店先にも目配せしなきゃいけないし、、。
尚且つ、恥ずかしがっていては尚更声なんて出ません。
私が「いらっしゃいませ!」と言うと続けて「いらっしゃいませ!」と声が出るのは
関心しました。
皆さん、いらっしゃいませ!って実はお客様への挨拶だけではないのです。
お店にいる従業員に「ほら、お客様がいらっしゃったよ!」と告げる言葉でもあるのです。
一斉にいらっしゃいませ!と従業員は言うでしょうし、奥に入っていたら、店頭に出る合図にもなります。
とても大切な言葉なんですね。どうやら中学生はすぐにこの意図を理解したようです(^^)
昆布の説明や、鰹節の説明をしたあとは、昆布の袋詰め、レジ打ち、味噌をシートによそったりと
大忙しでした。
普通職場体験では、トラブルがないようにとレジ打ちはさせないお店がほとんどです。
しかし、次郎長屋では、必ずやってもらいます。
それは、お金をお客様から頂くことがいかに重要かをわかり、緊張感をもって
お金を扱ってもらいたいからです。
今後電子マネーや仮想通貨になってしまい、レトロなレジからお金を出すという事も
間違いなく貴重な体験となってくるでしょう。
接客商売自体がこれからは少なくなっていく中、是非記憶にとどめておいてもらいたいと思います。
最後の日は二人で出汁を取って味噌汁を作りお弁当と一緒に食べてもらいました。
これも日頃出汁取り教室をやっているからこその新たな職場体験内でのメニューです!!
食べることが大好きな二人、、、休憩時間にははちみつやケチャップの棚を熱心に見ていました。
是非おうちに帰ったら家族のみんなに美味しい味噌室を作ってあげてね!