美味しい食べ物ってどんな食べ物なんでしょうか？舌が肥えているってどんな状態なんでしょうか？
いきなりですが、私はこの壁によくぶち当たります。食品に携わっているので尚更です。
まず、「好き嫌い」が人間ですからありますよね。
でも、例えば、函館に行って、昆布を採っていて、昆布に付いてきたウニを船の上で食べたら美味しいに決まっています。鮮度が最高ですから、、、。太陽と、真っ青な海のロケーションが加われば尚更です。初めて食べたという感動もあります。でも、漁師さんは
「内地から来たら美味しいとおもうべなぁ〜」とそっけないです。
それは、漁師さんが静岡に来て食べた桜えびや生シラスと同じ事でしょう。
「食」というものは、客観的に食べる人間がいるからこそ、美味しくなるんですよ。
そこで評価もする訳ですよね。
家族で食べたあの刺身、初めてのキャンプでおこげになった飯ごうのご飯、同級生と飲みかわしたあの酒、 などなど、、、。
しかし、
私は醸造酒よりも、純米が美味しかったり、吟醸が美味しかったりします。
酒の肴にも合わせたいなぁなどとも思ってしまいます。
が、それにしても、色々な肴という要素があったり、日本酒のカテゴリーがありその中での
選別で「美味しいもの」が存在しているんです。
飽食の時代と言えばそれまでですが、 「美味しそうだな」と思えるシチュエーション、物語
が「美味しさ」をとっても左右している今日この頃なのではないかなぁと思っています。
じゃあ、「美味しい」と「思ってもらえる」事って「食べる前にとっても重要」なファクターなのですよね。と再認識したこの頃なのです。
となると、ネットの重要性ってまだまだあるなと、、、、。
ネットから実店舗への誘導って絶対出来るなと、、、、、。
