若旦那北海道を行く2日目

さて、2日目は朝5時50分発の静内行のディーゼル車に乗って厚賀まで行きました。今日は浦河の井寒台の漁師さんの所に行くのですが、一番早い電車でも到着は11時、、、、。それなら始発に乗って行ける所まで行って鉄道写真を撮ろう!という事(^^)
苫小牧を出発すると海が見えてくるのですがどうも濁っていて波も高いです、、、。天気はまぁまぁなんですが、これじゃあ井寒台では漁に出てないでしょうね〜。
途中車窓からはこのような牧場風景が至る所に見えます。私はすでに見慣れた風景なのですが、初めて北海道に来た時は感動したなぁ〜

送信者 iphoneより

北海道ではスーパー北斗や大空をはじめほとんどがディーゼル車です。このディーゼルの音って私にとってはとても心地良いですねぇ〜。北海道の学校はすでに始まっていて高校生たちが続々と電車に乗ってきます。

そして、まずは、今回最初の撮影地、厚賀で途中下車(^^)近くに厚賀橋という河口にかかる鉄橋というロケーションがあるのです!とても素敵な駅舎でした。根室本線も日高本線も土を盛ってあるだけのホームだけのものが多い中、厚賀も浦河も駅舎が素敵です。

送信者 iphoneより

この日高本線は2時間に一本位しかないのでとにかくシャッターチャンスを逃さない様にしないとね、、。トラックがバンバン走る国道235号線の端に三脚をセットして待機中です(^^)

運良く太陽が出てきて順光!iPhoneと一眼レフを同時にシャッターを切るっちゅうのは大変ですなぁ、、
(^^;;;;
一眼での写真はまた後日アップいたしますね。

ちょっとアングル広すぎましたかね、、、。まだまだ未熟者ですね。
さて、浦河駅に到着しました。

送信者 iphoneより

昔は、この駅舎のすぐ南側まで海が迫っていたとJRの人が言ってました。

横には朽ち果てた行き止まりの線路がそのまま放置されていました。

送信者 iphoneより

さてと、やっと仕事モード?!笑。漁師さんの所で今年の昆布の状況や買い付けの数字を話し合いあました。
とにかく、北海道も暑く昆布干しをしても風が少なく良く乾かなかったようです。生乾きの昆布はもちろん品質が落ちます。残念ながら質の悪い昆布になってしまい、泣く泣く等級を落として出荷した昆布も多数あったようです。ホント自然を相手にするのは大変です。

 

 

 

送信者 iphoneより

こちらは、漁師さんの家の近くにで拾い昆布を干していたものです。拾いとは、岸に打ち寄せて来た来た昆布を拾って乾かしたものです。もちろん等級は落ちて良い昆布ではありませんが、流石に井寒台の昆布とあって立派ですね!!!

昆布は全て家の近くや隣にある小屋に保存し、そこで切り揃えたり寝かしたりします。丁度漁師さんが次郎長屋の「万能昆布」の為切り揃えている所です。細身でとてもかっこ良い海賊のような方なんですよ。とにかく、昆布を採る道具から乾かす技術から何から何までこだわっています(^^)

 

 

送信者 iphoneより

この写真は実はとても貴重というか皆様ここまでこだわって昆布なんて見たこと無いと思います。ちょっと剥げている所が昆布の種である「胞子」が放出された跡なんです。もちろん、胞子が出た昆布はというのは美味しくありません。でも漁師さんが出荷する時にの等級にはあんまり関係ないそうです。が、漁師さんがさすが!ここにまでこだわって昆布を選別しています。

今年は、漁師さんの所で、ちょっと変わった柔らかい部分の昆布も買い付けました。秋以降限定販売する予定です。井寒台はとてもしっかりして美味しい昆布なんですが、それよりも柔らかくて煮やすく且つ美味しいという昆布です。限定20キロ買い付けましたよ!(^^)

送信者 2010年若旦那北海道へ行く

という訳で、この記事はiPhoneを目の前にしてこうやって打ち込んでいます。今日からの宿は浦河のホテルイースト。全館無線LAN完備です。一階ごとにアンテナがあるのでバッチリ入ってとても助かっています。この記事を見ている中で大金持ちのどなたかがサラブレッドを購入する時はなどはとても便利な宿ですので、是非!笑。

さてさて、夕方から浦河では大雨洪水警報がでるほどの激しい雨でした。
明日も朝から雨ということで昆布漁はおやすみが決定しました。待機日となってしまいましたので、白老まで往復7時間の鉄道に再度乗ってアイヌの博物館に行くかどうかこれから検討してみます。それではまた明日もヨロシク!

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