月例の良い食勉強会は、今回
鰹節!
9月に正会員申請中の鰹節屋さんの商品研修です。
何と行ってもここの鰹節屋さんは数少ない
土佐一本釣りの鰹節を原料とし職人さんが手造りしている
本枯れ節を扱っている事!!
私も勉強不足で全く知りませんでしたが、はえ縄で採るのと、一本釣りで採るのと
全然違うんですね。でも、考えてみれば当然でありまして、はえ縄でゴッソリ採ったのと
一本釣りで丁寧に一尾ずつ採ってすぐに〆めたものとでは明らかに原材料としての品質が違いますよね。
手に取った時の重量感が全然違います!!
これは、凄い!見た目よりも全然重い!!!何だこれは??!!
断面はまるで刺身のような筋が綺麗に入っています。
そのまま食べられそうです。
でもって、削ったのがこちら!!
う〜ん、素晴しい!私もカンナの削り機持っていますがこんな綺麗に削れない、、、。猛反省(><)。
出張だし取り教室の時は、カンナを持参して皆さんの前で削ろうっと!!まずは、「まある」で実践しようっと!
今回は、全て本枯れ節のかつお枯れ節削り節、と本枯れの粉、本枯れの厚削りで出汁を取って
比べました。使った昆布は真昆布です。真昆布なら昆布が勝たなくて鰹節の違いが分かりますね。
ところで、本枯れ節というと、もちろん、「黴付け」がとても重要になるんですが
元々鰹節というのは、1500年の歴史がある食材なんですね。その中でも黴付けを始めたのは
実はたったの300年しかないそうです。船で鰹節を運んでいる最中に自然黴が付いて節が美味しくなったんだそうです。
これはビックリ!
次郎長屋の出し取り教室に役立つ事満載でした!!、やっぱ勉強あるのみ!!(^^)